当院の定期健診による歯科保健プログラム
お口の健康を維持するために重要なことは的確な診断
お口の中の健康を維持していくためには、各リスク・ファクターが如何にあるかを的確に把握し、ハイリスクとされる因子に対して如何に対応していくか を考えることにあります。当院では出来るだけのリスク・ファクターを検査することにより、年間の予防計画を立案・提示させて頂き、容易に的確に口腔健康の 維持を行って頂きたいと考えています。そのため、定期に各検査を行い、結果通知、相談を行っていきます。
歯に対して・・・
年齢別のむし歯の好発部位の確認(噛み合わせの溝の形態、歯と歯とのつみ具合)、レントゲン検査、歯科検診、歯列・咬合状態の確認
糖に対して・・・
細菌に対して・・・
むし歯菌の強さの検査(カリオスタット検査)
奥歯の歯と歯との間はお口の中の視診・触診による検診だけでは診断することは不可能です。定期によるレントゲン検査が必要となります。当院では、3歳過ぎ以降の撮影可能なお子さまには最低1年おきのレントゲン検査をお勧めしています。
また、永久歯へのはえかわりの際には、永久歯自体の萌出方向、欠損状態などを確認するために、6歳頃よりお口全体の把握のためパノラマ撮影をすることがあります
当院の予防プログラム
当院では下図に示すような歯科保健プログラムを実施しております。1年おきに上記のような検査を行い、年間プログラムをご説明致します。
ま た、お子さまの成長記録、育児記録の参考として、歯科検診結果、お口の写真などを掲載したファイルカードをお渡ししております。保存して経年的に比較する と、お子さまのお口の中の変化が確認できます。当院の定期健診をご利用頂き、このファイルカードを集めてみては如何ですか?