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当院を1歳後半で受診されました。今まで、母親が通院していた近所の歯医者さんに受診されていましたが、口を全く開けてくれず検診さえできない状態だったとのことです。知り合いの方に紹介され当院を受診されました。初診時、上の前歯にはすでにむし歯による歯質の欠損が認められました。母親からの問診によると、両親は共働きで日中の世話は同居されている祖母に任せているとのことです。ジュース類も早期に摂取しており、三度の食事の量は少ないとのことでした。存在するむし歯に対しては進行抑制剤の塗布、適時にむし歯の発生しやすい部位に対する予防処置を行うとともに、食事指導および口腔内衛生指導を含めた定期の管理を行い、永久歯への移行ができた症例です。反抗期が落ち着いて頃より一人で診療を行うこともでき始め、笑顔にて定期に来院されております。